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Belarus

ベラルーシ共和国
2016年、2019年訪問

ベラルーシ。
欧州最後の独裁国家などと呼ばれることもあり、また最近ではロシアによるウクライナ侵攻の片棒を担いでいる節があるなど、気軽に行ける国ではない。
事実、2016年に海外鉄の先輩K氏に連れられて初めて訪れた際は、代理店経由でビザを取るなど結構厄介だった記憶がある。
それでも2018~19年は、日本人を対象としたビザ免除もあり、一時的に訪問のハードルが下がっていた。
旧共産圏型車両の宝庫であるだけに、いつかまた訪れたい国ではあるが、さていつになるだろうか。

 
Брэст

Brest / ブレスト

Aug 2019 / Koshelevo駅付近・Kamennaya駅付近

ベラルーシの魅力といえば、やはり青地にオレンジの警戒色が入った近郊型列車 - ER9型エレクトリーチカやDR1型気動車たちである。
ポーランド国境もほど近いブレストでは、ER9型エレクトリーチカが10両の長編成で走っており、その吊り掛けモータの音の喧しさたるや相当のものであった。

Aug 2019 / Koshelevo駅付近

その他にもブレスト近郊は、大陸横断の貨物・旅客列車が数多く通り、線路端に立っていて飽きない土地であった。ハト胸のChS4Tが牽引する青色の客車などは、さながらED73牽引のブルートレインのようでもある。
さらにはM62牽引の線路工事車も偶然現れ目の前で作業を始めた。運の良さ、そして現場に来たのが撮影に寛大な鉄道員だったことに感謝である。

 
Гомель

Gomel / ホメリ

Aug 2019 / Korovyshen'駅付近

2019年の訪問時は、まだベラルーシからウクライナに抜ける国際列車も走っていた。
牽引機はウクライナ国鉄の2M62。同国の国章入りなことも嬉しい。続く客車も、青字に黄色帯のウクライナ国鉄塗装だ。ベラルーシの客車は黄色帯ではなく白帯となる。

Aug 2019 / Korovyshen'駅付近・Svietač駅付近

DR1型の500番台 (左) は、ベラルーシ以外ではほぼ見られない車両。
基本番台と比べると撮影中は「はずれ」感を抱いていたが、見返してみると、どことなくJR初期の車両に通じるような「イメージアップ」感を覚えて悪くないようにも思える。

TEP70型のベラルーシ国旗塗装も、架線下ながら撮影に成功した。

 
Віцебск

Vitebsk / ヴィーツェプスク

Aug 2019 / Lychkowskaga駅付近

ベラルーシ独自の車両といえばもう一つ、ディーゼル機関車と制御客車を組み合わせてたペンデルツーク式列車が挙げられる。
北東部ヴィーツェプスクでは集中的に運用されていた。
M62型機関車はもちろんのこと、エレクトリーチカと似ているようで異なる制御客車側の表情もなかなか愛おしい。

 
Мінск

Minsk / ミンスク

Aug 2019 / ミンスク地下鉄

ミンスクの地下鉄は、他の派手さはなかったが、旧式車両ばかりだったり鎌と槌のマークが残っていたりと、ソ連がそのまま残っているような空間で驚かされた。
一眼レフを出すのは憚られたが、2019年当時はコンパクトカメラであれば咎められることはほぼ無かったと記憶している。


真夏のベラルーシを、冷房のない旧共産圏型車両で旅するのはかなり堪えた。
撮影の後のビールが殊更美味しかったことを、鮮明に覚えている。
いつかまた、平和な世界で訪れられることを願っている。

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